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「春巻き」のルーツとアレンジレシピ



春巻きといえば揚げ春巻きと生春巻き、どちらをイメージしますか?

最近はタイやベトナム料理屋さんもとても多く人気があるので、生春巻きを思い浮かべる方も多いかもしれません。 生春巻きは野菜たっぷりでヘルシーでいいですよね。 ピリッとくるチリソースにライスペーパーの甘さが引き立ち、そこへパクチーの香りが抜けていくあの美味しさはたまりません! ですが、私はやっぱり小さい時頃から食べ慣れ親しんでいる「揚げ春巻き」が大好きです! あのパリッとした皮から溢れる筍のサクッとした食感に春雨とひき肉のボリューム。 さらに椎茸の旨味、そしてオイスターソースの香りが食欲をそそりますよね! 気付いた時には当たり前のように食卓にあがっていた春巻き。 でも意外と春巻きのルーツって知られていないかもしれません。 それぐらい春巻きは日本の食卓にしれっといつの間にか馴染んでいるのです。 ということで今日は知られざる春巻きの歴史をご紹介します。 春巻きは春に巻いたから春巻き? 春巻きの名前の由来、それは「春に巻いたから春巻き」です! 「えー本当!?」と思わず疑いたくなってしまいますよね。 でも本当なのです! 1700年ほど前、立春の日に新芽を出す野菜を具にして小麦粉で薄く皮を作り、巻いて食べていたことから「春巻き」という名前になったのだとか! また、栄の時代には1年間の豊作を願うお祝いの際に食べられていて「春節に食べる巻物」という意味から春巻きと呼ばれるようになったという説もあります。 なるほど!季節の食べ物だったのですね! ちなみに生春巻きといえばベトナム料理ですがベトナム料理は古来、中国文化の影響を強く受けてきた歴史があります。 ですので、生春巻きも中華料理の春巻きからかなり影響を受けているのかもしれません! ちなみに日本でも知られている春巻きは、中国は南方の広東料理の春巻きです。 同じ中国でも華中、華北地方ではアズキ餡を包んで揚げた甘い春巻きが多く、一言に春巻きといっても地域によって全然違うのですね! また戦前の日本にいた華僑と呼ばれる中国からの移住民は南方出身の方が多く、今の日本の中華料理は華僑の方達が日本で開いたレストランから広まったという説もあります。 もしかしたら春巻きもこのころから日本に浸透しつつあったのかもしれません。 余ってしまった春巻きの皮でできるアレンジレシピ 前途したように筆者は、春雨、にら、筍、しいたけ、ひき肉が入っていて生姜やニンニクが効いた定番の春巻きが大好きです! もう何本でもいけちゃいます。 自宅でもよく春巻きを作るのですが、時々やってしまうのが具と皮の配分ミス! つい具をたくさん包んでしまって皮が余ってしまうのです。 そこでここでは、春巻きの皮で簡単にできるアレンジレシピをご紹介したいと思います!

● もち×チーズ×明太子春巻き

材料(6個) 明太チューブ 好きなだけ スライスチーズ 3枚 切り餅     1個 春巻きの皮   6枚 小麦粉のり 揚げ油 1、もちを4センチの細切りにする 2、春巻きの皮をひし形の向きに置き、皮の中央より少し手前に   1と明太チューブをやや細長くのせる。   1回巻き、両端を中に折ってさらに巻き、巻き終わりに小麦粉       のりを塗って留める。 3、低めの中温(165℃~170℃)で3分揚げて一度取り出し      油をきる。さらに高温(180℃~190℃)でこんがり揚げ    る。 お餅とチーズと明太は、もんじゃ焼きなどの定番の組み合わせですが、春巻きにして美味しくないはずがありません! 簡単にできてビールのおつまみにもなる一品です。

● アスパラ×春巻き(6個分)

材料 アスパラ  6本 春巻きの皮 6枚 オリーブオイル 適量 1、アスパラガスの下の部分の固い皮をピーラーで削ります。 2、アスパラを春巻きの皮で巻きます。 3、オリーブオイルで素揚げにします。 4、焼き立てに軽く塩をふります。 実はテレビでも紹介されていた最近話題の美味しいアスパラガスの食べ方です。 アスパラガスの甘味を上手に春巻きの皮が引き立たせてくれます。 サラダ油より香りの良いオリーブオイルがオススメです。

● たまごサラダ×春巻き(6個分)

材料 たまごサラダ 適量 春巻き    6枚 1、たまごサラダを春巻きの皮でまく 2、高温でこんがりと揚げる。 朝食のサンドイッチにたまごサラダを作るときは、多めに作って余った分を春巻きにしませんか? 余り物でおいしい副菜が1品増えちゃう、お財布に優しいレシピです。 自宅で揚げ春巻きにチャレンジしてみよう!

パリパリとした皮が美味しい春巻きの歴史とアレンジレシピ、いかがでしたでしょうか? 春巻きとザーサイとかがあったら筆者はビールが何杯でもいけてしまいます! そして「春巻きの皮で包んであげればなんでも美味しい説」を立証したいくらいです! 本格的な春巻きは作るのが大変!という方はずは「春巻きとはこうあるべき!」という概念を外して、今日ご紹介した簡単なアレンジレシピを参考にしなが色々な食材を包んで揚げてみてください!

きっと春巻き料理がもっと好きになることでしょう。 副菜におつまみに、春巻きレシピおすすめです。

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