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世界の「チーズ」



チーズは種類がたくさんあり、分類だけでも8種類もあります。


今回はよく名前を聞くことがあるフレッシュタイプ、白カビタイプ、青カビタイプ、ハードタイプのチーズを紹介していきたいと思います。

1.フレッシュタイプ

熟成させない方法で製造するチーズです。

聞いたことがあるチーズの種類はこのフレッシュタイプと呼ばれる分類が一番多いのではないのでしょうか。

開封後はどんどん美味しさが減ってきますので、早めに食べましょう。


・カッテージチーズ


世界最古のチーズのひとつであるカッテージチーズは、乳脂成分を除いて製造されますが、栄養成分は取り除かれずに残ります。そのためダイエットや健康志向のチーズです。オランダが原産のチーズで、水分を80%も含んでいることから日本の地域では「牛乳豆腐」と呼んでいるところもあります。サラダやパスタ、スイーツにそのままかける使い方で幅広く使用できます。


・クリームチーズ


こちらも世界最古のチーズのひとつと言われています。もち味は名前の通りクリームのような滑らかな舌触りであることです。チーズケーキの材料として使われることがよく知られており、パンやクラッカーにジャムと添えて食べることもあります。原産地はアメリカという説があり、日本では森永乳業が販売しています。


・マスカルポーネ


イタリアの人気なデザートであるティラミスの材料として使われているチーズです。他にも製菓の材料として人気でムースやチーズケーキに使用され、パスタやピザにも使われることがあります。イタリアのロンバルディア地方原産であり、生クリームから作られています。

・モッツァレラチーズ


イタリアのカンパニア州が原産で、チーズの中では形状が特徴的で丸形をしています。弾力がありますが、加熱するとトローとしてきて良く伸びます。ピザやグラタンなどの糸引きを楽しめる料理にピッタリのチーズです。イタリア語で「引きちぎる」という意の「mozzare」が語源とされています。


・リコッタチーズ


イタリア語で「二度煮る」が語源とされています。甘いチーズで口当たりが柔らかいのが特徴です。サラダやパスタなどの料理やお菓子にも幅広く使われています。南イタリアが原産でフレッシュタイプのチーズの中では、低カロリーのチーズです。



2.白カビタイプ

チーズには製造方法としてカビが使われることがあります。

ここで紹介するのは、白カビを使用しているチーズです。

白カビを表面に繁殖させることによって、中身がもの凄く柔らかくなって、とろけ出すようになります。

・カマンベールチーズ


「チーズの女王」の名を冠しています。フランスのカマンベール村で製造されたチーズで、とても柔らかいトロリとした食感が特徴です。あまりにも柔らかいために型崩れ防止用に木箱に詰めておきます。白ワインによく合うため、料理に広く使用されています。


3.青カビタイプ

こちらは青カビを使用して製造するチーズです。

白カビチーズのように表面に繁殖させるのではなく、チーズの内部で繁殖させます。

そのため切り口がだいりせきのようになっています。

香り、味ともにかなり強烈なブルーチーズと呼ばれる青カビタイプは好みが分かれてきますが、好きな人にはたまらないそうです。

・ゴルゴンゾーラ


イタリアの代表的な世界三大ブルーチーズのひとつです。イタリア・ロンバルディア州のゴルゴンゾーラ村が原産の子のチーズは、冷蔵庫でゴルゴンゾーラを保存するとき、他の食材に青カビが移ってしまうことがありますので注意が必要です。


・ロックフォール


フランスでのブルーチーズです。ゴルゴンゾーラと同じく世界三大チーズのひとつです。因みに最後のひとつはイギリスのスティルトンがそう呼ばれています。クリーミーな味わいを持つ反面、ピリッとした刺激のある独特なチーズです。フランスのロックフォール・シュール・スールゾン村が原産とされています。羊のミルクを使用して製造されているという点で他の三大ブルーチーズとは違います。

4.ハードタイプ

水分が他のチーズに比べて少なく、とても重いチーズです。

1個で130kgという重さを誇るハードタイプのチーズもあります。

塾生が進むのが遅めで製造終了後から半年、長くかかるもので1年とかかります。

・チェダー


イギリスのチェダージョージ地方(サマセット州チェダー)が原産ですが今では広く製造されていて、世界で一番生産量が多く且つ一番広く作られているチーズです。


・パルミジャーノ・レッジャーノ


「イタリアチーズの王様」の二つ名を持つこのチーズですが、世界各地で造られてきました。そのため本場イタリアではチーズの表面に等級に分けて刻印が施されています。非常に豊かな香りを持ち、ジャリジャリとした食感が特徴です。パルミジャーノ・レッジャーノは非常に硬いために専用のナイフが存在します。その専用ナイフを釘を打ち付けるように使用して切っていきます。


・ラクレット


フランス語の「削る」という意からきているとされていますが、スイスのチーズです。スイス料理である温めたチーズを削ってジャガイモなどに付けて食べる「ラクレット」に使用されます。ナッツのような香りを持つのが特徴です。

いかがでしょうか。世の中にはたくさんのチーズがあります。


食べ比べしてみるのもおもしろいかもしれませんね。

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