今回は沖縄料理について紹介していきたいと思います。様々な国の文化の影響を受けていますので、和食とはまた違った食文化になっています。また、2019年に日本遺産となっています。ぜひご覧になってください。
ゴーヤーチャンプルー
言わずと知れた沖縄料理の代表ですね。
ゴーヤーが入っていなくても「チャンプルー」自体が沖縄料理でして、「豆腐を入れて強火で炒める」という調理法を指します。
豆腐も「島豆腐」と呼ばれる沖縄の豆腐を使用しています。普通の豆腐と何が違うのかというと、製法が違っており東南アジアで使われている手法で製造しています。学生時代に修学旅行で沖縄へ行き、ゴーヤーチャンプルーを食べましたが、ゴーヤーのあまりの苦さにご飯をかきこんで食べたため、お茶碗4杯も食べました。
海ぶどう
「グリーンキャビア」の二つ名を持つ海藻です。
沖縄へ遊びに行ったときに「海ぶどう丼」というご飯に海ぶどうをのせて、上から三杯酢をかけた丼ぶりを食べました。
プチプチとした食感とサッパリとした味付けがたまりませんね。最近では全国で沖縄料理のお店があるので海ぶどうを食べることが出来ます。
ソーキそば
「ソーキ」の入った沖縄そばです。
豚のスペアリブを沖縄では「ソーキ」と呼んでいます。スペアリブ(肋骨)が、髪をとく梳(すき)に似ていたところから訛って呼ばれています。
沖縄そばは「そば」と名前が付いていますが、蕎麦粉を使用しておらず、小麦粉で作られています。10月17日は「そば」と「沖縄そば」を使い分けると制定された日で「沖縄そばの日」となっています。
ラフテー
豚の角煮の沖縄版です。
豚の角煮と説明しましたが、中国のトンポーローに似ています。豚の角煮とトンポーローは何が違うのかと言うと、三枚肉に皮がついているかいないかの違いです。
トンポーローは皮つきのため、ネットリとした食感になっています。また調味料も違い、酒は酒でも泡盛を使っています。約1か月の保存が効く保存食でもあります。沖縄ではほとんどの飲食店で取り扱っているほどメジャーな料理です。
ミミガー
豚の耳を茹でるか蒸して酢や塩、味噌で食べます。
コリコリとした食感が楽しめ、コラーゲンがたっぷりと含まれているため、美容にいいともされています。
一度、友人と「豚の耳はホルモンか?」という議論をしたことがあるのですが、ホルモンが内臓肉と定義されているため「豚の耳はホルモンではない」という結果に落ち着きました。
テビチ
豚足を煮つけにしたものです。
日本料理にはあまり使われない豚足も。沖縄ではおでんや沖縄そばに使われていて、日常的に食べられています。
少し見た目が食欲を減退させますが、ミミガー同様コラーゲンが多く含まれています。ただし、高カロリーの高脂質なので、肌がスベスベになるからといって食べすぎると太りますので気をつけてください。
サーターアンダギー
沖縄名物のまん丸いドーナツです。
中国の「開口笑」に似ていますね。「サーター」が沖縄では「砂糖」を、「アンダギー」は揚げ物を指します。
揚げた時にできる割れ目が笑っているように見えるため、縁起物として扱われ結婚式などで提供されます。サクサクとしていますが、中はモッチリしていますのでお腹が膨れるお菓子です。
ちんすこう
カタカナが多い沖縄料理では珍しい平仮名表記です。
小麦粉と砂糖、ラードを主原料とした焼き菓子です。サーターアンダギーと並んで沖縄を代表するお菓子です。基本は細長く側面にギザギザが入った形ですが、丸かったり花型だったりとバリエーションがあります。味もチョコ、塩、コーヒーといっぱいあります。
いかがでしょうか。
沖縄料理について紹介しました。カタカナ用語が多いですね。
海に囲まれていますが、魚料理はあまりありません。その代わり豚の消費量が全国2位とよく使われています。独自の進化を遂げた沖縄料理を是非、現地で食べてみてください。
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