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豚さんの歴史 【中東・ヨーロッパ編】



今日は「とんかつ」の家畜化の歴史についてうんちくしようと思います!


豚さん(以降イノシシ)と表記しますのでイノシシと書いてあっても


豚さんと思ってください(笑)



★中東編


まずは、中東における豚の飼育史について記述します


イノシシの家畜化は、紀元前8000年以上前からユーラシア大陸の


東西で行われていたそうです 各地で独立的に家畜の豚が誕生したと


感が得られています


現在ではイスラム圏となっている、古代オリエントや古代エジプトでも


食用されていたそうです その後エジプトから脱出した古代イスラエル人と


その宗教を受け継いだ、ユダヤ人のユダヤ教カシュルート、


及びユダヤ教の影響を受けて誕生したイスラム教においては、


豚肉の肉食がタブーとなった原因とする説があります


実用上の理由としては、過去に生の豚肉を食べて食中毒になる人が多かったから


という説があるそうです


イスラム教の聖典「クルアーン」(コーラン)では豚は不浄な動物であるとされているからだそうです


また軍隊においては補給の都合上、イスラエル軍やイスラム国家の軍でも糧食として


用いられるケースがあるが、豚肉のみの専門の食器を使い


食後はすべて破棄されているそうです



★ヨーロッパ編


古代ローマ人も豚を食べなかった訳ではないですが、豚の飼育が発達したのは


北方森林地帯のゲルマン人や、ケルト人の食文化において主流となっていたようです


日照時間が短く寒冷で、土壌のやせたヨーロッパでは穀物の生産性が低く


秋になるとナラ(オーク)の森に豚を放ちドングリを食べさせて飼育していたようです


後に、アメリカ大陸からジャガイモやトウモロコシがもたらされると


豚の飼料として使用されるようになったということです


ドイツやスペイン、イタリアなどのハムうあベーコン、ソーセージは


こういった伝統を持っているそうです


また、時代が進むと、軍用の食糧とて、しばしば生きたまま軍艦や


潜水艦などに搭載れたそうです



地域によっていろいろな歴史がありますね(笑)


また他の地域もご紹介できればと思います

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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