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食用キノコの雑学



今日、食用キノコには様々な種類が含まれています。簡単に栽培ができるものや、自生するキノコがある一方でなかなか手に入らないキノコも存在します。今回はそんな食用キノコについてまとめてみました。



エノキタケ


一般に出回っているエノキタケは白色ですが、野生に生えているエノキタケは傘が栗色で大きく、柄の部分も褐色です。出回っているエノキタケが白いのは工場で栽培瓶によって育てられたためです。またビタミンB1の含有量がキノコの中でトップクラスです。そのため疲労効果が期待されます。


エリンギ

1990年代に日本に入ってきた比較的新しいキノコです。キノコの中でトップクラスのカリウム含有量を誇り、カリウムは体内にある塩分を排泄する効果があります。


エノキタケと同じく野生のエリンギと出回っているエリンギは形が違います。なお学名ではプレウロータス・エリンジと言います。カッコいいですね。


シイタケ

学名は「レンティヌラ エドデス」と言い「エドデス」は江戸を指します。イギリスから来た人が東京でシイタケを見つけて名付けたとされます。そのシイタケの名前の由来は、年中手に入るため「四季茸」が訛ったという説と椎の木によく自生していたためという説とあります。ただ学名は9回という変更を経て現在に落ち着いているお騒がせなキノコです。またシイタケが苦手なのは科学的に証明されていて、硫黄成分であるレンチオニン

ですが、この成分をふくむ食品が少なく、

これに拒否反応がでるからです。


マイタケ

今でこそスーパーにたくさん並んでいるマイタケですが、江戸時代ではなんと松茸よりも希少価値が高かったそうです。


そのため見つけた人が「舞って喜んだキノコ」ということからマイタケの名前がついたという説がありますが、諸説ありです。そんなマイタケですが、ダイエット効果がかなり高い食べ物です。食物繊維を豊富に含んでいるため、便の回数が増えて腹周りがスッキリするからです。


ナメコ

日本が原産のキノコです。食用として使われているのも日本だけです。


そんなナメコですが、特徴はあの「ぬめり」ですよね。その「ぬめり」ですが、ナメコは乾燥に弱いキノコなので乾燥から身を守るため、そして保温の効果があり、虫からも身を守っています。


なお調理の時に洗いすぎてしまうと「ぬめり」が落ちてしまいますので注意しましょう。とは言ってもキノコは基本的に水で洗わないで調理します。


マッシュルーム

和名では「西洋マツタケ」と呼ばれているキノコですが、スーパーでは安価で手に入りますよね。ホワイトマッシュルームとブラウンマッシュルームとあり、それぞれ味に特徴があります。


そしてなんと生で食べられる唯一無二のキノコです。あまり知らないのではないでしょうか。薄く切ってサラダなどに盛り付けて食べます。


トリュフ

「黒いダイヤモンド」の異名を持つ、キャビア、フォアグラに並び「世界の3大珍味」称されるキノコです。


フランス料理では高級食材として使われます。そんなトリュフですが、なんと日本にも自生されているのが発見されています。そして「白トリュフ」と「黒トリュフ」

が存在しますが、「黒トリュフ」の生産高世

界一はヨーロッパではなく、中国の雲南省です。


マツタケ


香り高いキノコとして有名なマツタケですが、日本での生産は年々減少しています。

輸入品に頼ったり、類似のキノコが出回ったりと本来のマツタケの香りを楽しむことが出来なくなってきています。そんなマツタケの香りを楽しむ代表の料理は土瓶蒸しでしょう。秋の少し肌寒い日に食するマツタケの土瓶蒸しは高価ですが、絶品です。ぜひ一度ご賞味あれ。


いかがでしょうか。日本でもいろいろなキノコが出回っています。上記の雑学を知った上で食べたら、また違った楽しみ方が出来るかもしれません。


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